薪ストーブのことなら〜ありがた屋 薪ストーブ その他 薪ストーブ情報発信基地

Portal Site 薪ストーブワールド HOMEBlog 東西南北・閑閑話

Wood heating is environmentally appropriate. firewood.jp all rights reserved

Last Up date
08/01/12
薪の情報、薪の話題はfirewood.jp

07/07/11
原木(丸太)の取引単位
原木の取引には 石(コク) という単位を使うことがある。 というか、今でも用材を含め原木取引はそうなのかも知れない。
薪の生産現場で働いている人々は高齢者が多く、山から伐り出すことから始めて薪作りをしている生産者は少ない。 彼らは伐り出し専門の林業事業者から原木を購入して薪を作っていることが少なくないのだ。 届いた原木を玉切りして割り、規格のタガ(金輪)で束ねて薪という商品となる。 原木の買付価格と薪の販売価格差の粗利から経費を差引いた分が彼らの利益と言う訳だ。 前にも書いたかも知れないが、薪になるまでの工程を知ってしまうと、自分で薪作りをしているボクとしては、市場価格がとても安いものだと思えてしまう。 熟練者でも1日100束程度を割ってまとめるのが限界だろう。(彼らの労働対価は非合理だとボクは思っている) そんな彼らが原木の取引に使っている単位は現在でも 石 と言う訳だ。
一石とは何m3 一石から何束作れるか?
直径が一尺、長さが十尺の丸太というか、木の塊のことを一石と定義している。 ※一尺 = 0.303m
(0.1515 × 0.1515 × 3.14) × 3.03 = 0.2184m3

1束の薪の直径は約0.22m 45cmの薪束を作るとする。
(0.11 × 0.11 × 3.14) × 0.45 = 0.0171m3

しかし割った薪を束ねると隙間が出来る。 昔からそれは空隙率として37.5%としているようだ。
(1 - 0.375) × 0.0171 = 0.0107m3  これが45cm薪1束のおよその体積になる。

0.2184 ÷ 0.0107 = 20.41  一石あたり20.4束、計算上は作れることになる訳だ。
4トンロング1台分、広葉樹原木(丸太)約25石を調達
知り合いの薪生産者のコネで林業事業者より原木を購入することになった。 4トントラックロングだと25石程度積めるらしい。 価格は一石あたりの¥×石数だけど、漠然としてるよなぁ(笑) 慣れてる彼らに任せるしかないだろうね。 とりあえず25石として勘定すれば45cmの薪が約510束分ということになりそうだ。 ボクの消費量からすると45cmとはいえ1シーズン分に少し足りないかも知れない量だ。
薪の取引単位
大量の薪束を取引する時に使う単位を 棚 と言うようだ。
ボクの友人(勝手にそう思っているだけかも知れないが・・・)である薪割りストの深澤光氏が、著書である 薪割り礼賛 の中で、薪の測り方としての 棚 について書いている。 実はそこに3通りの 棚の定義 が書いてあるのだが、どれを採用するのが一般的なのかボクには判断できない。 ただ、広辞苑の記述と同じだと言う岩手県地方の 棚の定義 が、一番明快で馴染み易い数字に思えた。
福島も岩手も同じ東北地方の一員なので、岩手方式で構わないだろうと勝手に解釈とする(笑)

一棚 = 幅6尺 × 高さ6尺 × 奥行き3尺 と言うことだから一棚の体積は、1.818 × 1.818 × 0.909 = 3.0044m3 となる。

棚と薪束はどちらも割った薪だから単純に空隙率は同じだと考える。
3.0044 ÷ 0.0171 ≒ 175  または  (1 - 0.375) × 3.0044 ÷ 0.0107 ≒ 175
一棚あたり45cm薪が約175束分ということだ。

これにより、ボクの1シーズンに必要な棚数は約3棚分となり、そしてその3棚分の45cm薪を作るためには、25〜26石の原木が必要になるだろうということが判るのだ。

楢を主体とした広葉樹混合原木は一石1,500円(07年価格)だから、25石で37,500円、それに伐り出し土場からの運送費15,000円がプラスされ52,500円というのがボクの希望的原木取得価格だ。
もし仮にこの目論見通りで行ければ、52,500 ÷ 510 = 103円  45cm薪1束が103円で作れることになる。
が、果たして・・・










firewood.jp は、薪ストーブの情報を中心に書いてます。