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Wood heating is environmentally appropriate.


Combustor  07/01/01

それは・・・ 単純に好きか嫌いではないし、完全か不完全かでもなく、損得でも善悪でもないような気がするのだ。
ボクはキャタリティックコンバスター(触媒燃焼器)搭載の薪ストーブを焚いている。 薪ストーブの選択肢は、メーカーや機種、燃焼方式の違い等で他にもたくさんあったけれど、結局のところリビングルームもワークルームもキャタリティックコンバスターの薪ストーブになった。

薪ストーブは最新型が最良と言えるのだろうか?

1742年にベンジャミン・フランクリンが薪ストーブを世に送り出すと、その効率の良さからそれまでの暖炉に代わってフランクリンストーブは人々の絶大なる支持を得た。 その後化石燃料の台頭と共に薪ストーブは衰退(農村地帯や一部の愛好家を除いて)してしまうのだけれど、1973年アメリカ国の第一次オイルショック、原油高騰によって一躍アナログな薪ストーブが脚光を浴びて見事復権を果たしたのだ。 それまで主流だった鉄板製から鋳物製の薪ストーブへ切り替わっていったのもこの頃の話のようだ。

そして1983年にキャタリティックコンバスター(触媒燃焼器)搭載の薪ストーブがダッチウエストから発売された。 このことは当時の薪ストーブの革命的な出来事で、薪の燃焼効率が大幅にアップしたことにより、燃費だけでなく環境問題の排煙が見事にクリーン化された訳だ。
同じ頃クリーンバーン燃焼の薪ストーブ第1号も発売されているものの、燃焼効率、排煙基準で及ばず、改良型になってようやく90年代に認知され始め現在に至っているようだ。 2005年にはリーンバーン(エヴァーバーン)燃焼と言われる新しい燃焼システムが開発され、ダッチウエストとバーモントキャスティングスのブランド名で新機種として発売された。

日本国内での薪ストーブ販売実績は、メーカー・機種数ともに圧倒的に多いクリーンバーン機が一番なのだろうか? シェアがどうなっているのかはボクは知らない。 薪ストーブ販売店などのホームページやセールストークでよく耳にするのは、「触媒機はもう古く過去の物、ましてメンテナンス費用が云々・・・」みたいなネガティブな風評が目立つけれど、それってホントに本当?

果たして、薪ストーブは最新型が最良と言えるのだろうか?

キャタリティックコンバスター(触媒燃焼器)搭載の薪ストーブは四半世紀に渡って作り続けられている。 生産打ち切りにならないのは何故だろう? どんなに非触媒機の性能が向上したと言っても、未だ触媒機の性能に追いつけないということの 証 として生産されているとしかボクには思えないのだ。


大いなる自然は、ただ存在し続けているのだ。 静かに、激しく、そして威厳に満ちて・・・
人間の営み、企み、狂乱の時代などおかまいなしに、ただただ美しく存在し続けているのだ。 環境問題、ボクにとってあまりにも漠然とした課題だ。 天空、地表、自然の荘厳さを前に立ち尽くすだけでボクは何も出来ないけれど、自然を保護するのではなく、畏敬と謙虚さを忘れることなく、一番大切な人を暖めるために薪ストーブを焚き続けて生きたいのだ!



バイオマス燃料はCO2排出ゼロなのだ!
数億年もの間、地球の奥深くに閉じ込められた炭素を、何でわざわざ掘り起こして燃やすのだろうねぇ〜
自然のサイクル・・・ 樹木は空中から二酸化炭素を吸収し、酸素を供給してくれているけれど、やがて老木となり朽ち果てて、森で腐敗して微生物に分解されて結局は炭酸ガスを放出するものなのだ!
だけど、適切な時期に伐られ薪に処理されて、暖房や調理のために燃やされてきたサイクル、炭素は空気中に再び放出されるけれど、このサイクルは大気の炭素を増やすことなく、永遠に繰り返されてきたものなのさー
薪を焚くということ、それはつまり、地球の温暖化、炭酸ガス排出のネット値の安定・縮小になる訳なのだ。



ディープであやしくイカレタ?話題なら・・・ 知らせたいけどそう易々とは知られたくないような、薪ストーブの裏話的なそんな話題はこちらで充実しましょう(笑)


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