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06/06/25
大き過ぎの欠点
薪ストーブの選択
燃焼方式の違い
煙突は侮れない
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薪ストーブを選ぶ
あなたにとっての薪ストーブとは・・・  実用重視ですか? 雰囲気重視ですか? それとも、そのどちらも求めているのかな?
いずれにしても、最低限決めなくてはならないこと、あなたにとっての薪ストーブの目的がありますよ! 
薪ストーブの燃焼タイプは大きく分けて3タイプあるから、あなたの求めるタイプをチャートで!
※おおまかな方向性の確認です。

主暖房ですか?
なるべく簡単操作が良い
簡単操作を優先する
クリーンバーン燃焼機がベスト
3タイプの中で1番操作が簡単で何と言っても二次燃焼の炎がとてもキレイで幻想的!

JOTUL / morso / SCAN など
燃焼時間を優先する
燃焼時間より炎に拘る(オーロラ炎)
実用燃費を最優先する
ある程度燃費も気になる
キャタリティックコンバスター(触媒)搭載機がベスト
クリーンバーンのような炎は楽しめないが、排気がクリーンなので、住宅密集地域にはオススメ!

Dutchwest / Vermontcastings など
リーンバーンとかエヴァーバーン燃焼と言われるタイプがベスト
非触媒機なのに触媒機に近い燃焼効率と燃費!


Dutchwest / Vermontcastings など
触媒付やリーンバーン、エヴァーバーン燃焼の薪ストーブはメーカーが限られてしまうし、鋳物ストーブが基本となるけれど、クリーンバーン機では鋳物製の他に鉄板製のものもあるし、輻射熱だけのものと熱対流式併用タイプのものもあったりと多種多様なのだ。鉄板製の中にはクッキングオーブン機能が備わった薪ストーブもある。
鋳物と鉄板どちらが良いかは、それぞれに良さがあるから一概に言えない。 鉄板製のものは直ぐに熱くなるから巡航運転までの時間が短くて済む。 デザイン的にはどちらかと言うと直線的なモダンなのものが多いみたいだね。 一方鋳物製の特徴としては、高温に強く歪み難い、輻射熱的にもより優れていて、温まり難い分冷め難い特徴がある。

※鋳物と鉄板の違いの補足説明
鋳物はそれ自体に多くの気泡を含んでいるので、炉内温度が低温化されてストーブ表面温度となるから、気泡を持たない鉄板よりも表面温度は低く柔らかな暖かさを感じることができるということになる。 鉄板ストーブはより炉内温度に近くなる訳で、多くの場合燃焼室を小さくせざるを得ない事情があり、構造的にも複層化してしている訳だね。 耐久性は鋳物の方が優位ということになりそう。 燃焼室内に煉瓦が多用されているのは鉄板製ストーブに多いのも、このあたりの事情によるものじゃないかなと・・・
どの程度の暖房能力が必要なのか? これについては 大きいことはイイことだ? で書いている通り、ほどほどに余裕のある大きさのものをチョイスするのがベストだと思う。
触媒機もクリーンバーン機も一時燃焼後の残留ガスに更に二次燃焼を促して、より熱効率を高くしようというものだけど、中でも触媒機の燃費が良いとされる理由は、通常およそ520℃の高温時にエアーを送って初めて二次燃焼する残留ガスを、触媒機はその二次燃焼させるための温度が、コンバスターの働きで炉内温度260℃から可能としている点にあるのだ。 キャタリティックコンバスターを通すことで通常よりも低温から高温までのレンジをカバー出来るという優れものだと言うことだね。 炉内温度が260℃の時のストーブトップ温度は何度なのだろう? 実は正直これが判らない。 経験上ではストーブトップが200℃以上にならないとその実感は全くない。
煙突からの排煙具合で実感を語れば、煙が無色透明になった時のアンコールのストーブトップ(煙突付根)の温度は280〜300℃で (これは焚物の状況でも変わるけど) ベスト温度は300℃前後だと実感かな。 体感的にも300℃前後あたりからはとにかく暖かい。 コンバスターが働いていると思われる時は、炎がそれほど上がらずとも実に暖かいものだ。 ふと温度計を見れば350度とかそれ以上のこともあったりと・・・

※コンバスター機能の補足説明
化学的には一時燃焼後の残留ガスも、520℃で燃焼するもの。 だから現実的には炉内で触媒機も非触媒機も520℃から再燃焼が始まるのだけれど、キャタリティック(触媒)コンバスターは、炉内温度の約2倍に化学反応する性質から、理論的には炉内温度260℃程度から燃焼をし始めることになる。 その温度でダンパーを閉め、触媒に260℃の温度が伝われば、520℃の熱作用となり再燃焼の可能性を持つ訳ですね。 この点クリーンバーン機では、炉内の状態温度が520℃以上にならないと、エアーを送っても二次燃焼しないことになる。 実際には炉内温度520℃というのは現実的ではなくて、クリーンバーン機の二次燃焼とされるエアーノズルからのオーロラ炎は、必ずしも520℃超えの燃焼とは限らず、コンバスターが燃焼している残留ガスより発火点が低いガスではないかと思う。 もちろん理論上は炉内温度が520℃に達すれば、コンバスターと同様の二次燃焼になるだろうけど・・・
いずれにしても触媒機は低温から高温まで幅広いレンジというのはそういう意味を持ちます。 したがって発熱量が多くなり燃費も自ずと良くなるという仕組みですね。
クリーンバーン機と違ってコンバスター機にはダンパー操作が必ずつきもので、単純にエアー調整だけでは済まない。 操作レバーがその分多くなる。 ダッチウエストのコンバスター機になるとキャタリティックのエアー調整機能がつくから更に操作系は増えるけど、ボクはそういうマニアックな所は個人的に好きかな(笑) バーモントキャスティングスの薪ストーブは、バイメタル採用の自動空気調整がついていたりするのもまた面白い。
最近の高気密住宅などでは設置に注意が必要! 外気導入可能タイプかどうかも選択基準のひとつで、これがないと煙の逆流などの憂き目にあうことになる可能性が大きいのだ。

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